REPORT

きちんと一人一人と向き合うからこそ、
参加者それぞれの中に「自分だけ」の変化が生まれます。
プログラムを体験いただいた皆さまのうち、
ご承諾を頂いた方のご感想を掲載しております。

コミュニケーションフルネス

CommunicationFulness

「コミュニケーションフルネス」というと、難しいような気もするけれども実際に体験しているうちに、
日常生活の中にたくさんの「コミュニケーションフルネス」が潜んでいることを改めて認識しました。
話さないことで自分の体と向き合えたと同時に、他の人の自分とは異なる考えや動きに、意外性を感じたことが面白かった。
「コミュニケーション」が成り立つのは、もしかしたら相手への確かな信頼があるからこそなのかな?
ワークショップが進むにつれて皆さんとの 言葉のないコミュニケーションがどんどん深まっていくのが興味深かった。 

40代女 会社経営

言語やしぐさなど、日常生活で無意識に使っているコミュニケーションの方法を順番に封じていくことで、
子ども→赤ん坊へ戻っていくような感覚、また動物的な感覚が優位になるところが楽しかったです。
言語的なものを排除し、身体でコミュニケーションをとるということを、本当に実感することができた。
身体だけでここまで相手を理解し、コミュニケーションをとることが出来たことが初めてだった為、味わったことのない感動があった。

40代男 医師

「わからない前提で楽しんでください」とファシリテーターの方が繰り返していました。
「出来ない」ことを「出来るようにする」ことを求められる社会生活の中では「出来ない」ことを「楽しむ」ということはご法度。だからこそ、このようなワークショップに意味があるのだと思います。ありがとうございました。

40代女 教員

参加者同士が接触しないワークショップ。言葉やスキンシップ無しでコミュニケーション。普段しないようなコミュニケーション。普段いかに視覚や思考に頼ったり、自分の内面に耳を傾けているか、改めて気づく時間でした。
この感覚を開いていく、自分自身を開いていく感じを、もっと普段から使って行きたいと思いました。

30代女

講師の先生の身体の使い方、空気感に引き込まれてしまいました!
同じ空間にいるだけで、自由に動いていいんだな、という安心感がありました。
おかげさまで、ワークではほんとに気の向くまま動けて、自分の感覚が開いていく感覚がありました。
ワーク後は、自分の感覚をもう少し大切に生活しようと思いました。

40代女

ワークの合間に丁寧なフィードバックがあり、知識や経験が無くても参加でき、
かつ難しいことを考えず、身体を動かすことに集中できたことが楽しかったです。

20代 会社員

言語でコミュニケーションをすることに限界に感じていました。
非言語コミュニケーションでは人それぞれの意思や特徴の本質をが如実に現れることを感じられた。
また、普段見逃していた身体の違和感や感性の特徴の再発見に繋がった。
自分のからだとこころの声にきちんと向き合って生きていきたいなぁとおもいました。

30代男 IT関係

たくさんの気づきがあった。
ワーク中にとった行動や反応は、日常や活動においても形を変えて現れている場合が多いと思う。
そこと結びつけて、自身の日常や活動で再び起こった際にどうありたいか?
どのように活かせそうか?も参加者とディスカッションする時間があってよかった。
自分のことをたいせつにしようとあらためて思うことができました。ありがとうございました。

20代

自分の身体や自己表現について考えることは案外少ないことに気が付く。
カウンセリング的な要素もあるなぁと思いました。
鬱の友人がいるのですが、そうしたこころの苦痛が身体にも及んでいるひとがもしこうした活動にアクセスもできると思う。

年性別未回答 会社員

ファシリテーターの方、軽快な空気で抜群のタイムマネージメントをしていて、中だるみすることなく集中力を不思議と高まった。
参加者の空気も軽やかでオープンな雰囲気を作っていた。
ストレッチが気持ちよく、身体の動かし方を教われること、ほぐしてもらえること自体贅沢に感じた。
ワークが進まるたびに、時々壁の向こうから聞こえてくる誰かが通り過ぎる足音も、鮮明に感じた。
他者の気配をキャッチしようと努めて身体を動かすことは刺激的だったし 身体の新たな動かし方、反応方法が解き明かされていくような感触があった。
身体を動かし終えたその都度 他者が感じたことや思ったことをシェアして他者との距離間隔(感覚)を認識し、その上で身体を動かすことは自分の中で大きく残ったし今後何かの折に拾い上げて捉え直したいと思う

30代男 学生

日常のコミュニケーションの不自由さを感じました。
言葉や形で伝えようとするとりきむけど、思いのままを伝えようとすると柔軟になれる。
「言語がどういうものを指しているのか」「コミュニケーションのあり方」について思考を促されました。
気配を感じるためのワークで、聴覚や嗅覚が過敏になり、もしかすると五感すべてを取り去ってなお感じるものが(あるとすれば)それが気配なのでは、とか考えていました。

40代女 美術家

いつも生活している時(言葉で会話する時)にないがしろにしがちな部分が、目線とか表情とかの情報を排除することで強く実感することができました。
他人と意思疎通をするむず痒さや違和感、ある程度距離をとることの心地良さが再確認出来てよかった。
自分自身の人間性も振り返ることができた。非常に貴重な体験でした。

20代

人に物事を伝えることが普段から苦手なのですが、今回でその理由や反省点がたくさん見つかりました。
いつか、インターネットや言葉が無くても遠くの人と繋がったりできるかもしれない、
いつか、時間や距離を超えてコミュニケーションできたらいいなと思えました。
沢山の発見と体験があり非常に充実しました。とても楽しかったです。

20代

貴重な体験をさせていただきまして、ありがとうございました。
他人と出会うことは、貴重な時間だと理解していても、面倒くさいと思うときがあります。
しかしそんなときでも、ちっぽけな勇気を出して、家を出ることが大事だと思いました。
言葉がわからないのに、笑いあえる瞬間を体験したことを思い出しました。

50代男 美術家